こちらの記事はMBCC通信バックナンバーVol6 にて配信された記事です

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対象となる風景や映像を“どのように見ているか”を、視線の動きで測定するアイトラッカーという装置があります。心理学者のリチャード・E・ニスベットの実験によると、米国人と日本人を含む東アジア人では、大きな違いがあることが報告されています。

米国人は特定の対象物を凝視する傾向があるのに対し、日本人など東アジア人は背景全体を見る傾向が顕著だそう。全体の雰囲気を察する(いわゆる空気を読む)ことを重んじる日本社会の特徴にも、つながっているのかもしれません。

MBCCの基礎コースでは、クライアントの語りや語りの中に現れている課題に一点集中するロービームの視点と、語りの背景にあるものを俯瞰するハイビームの視点を、自在に行き交わせるような対話に取り組みます。 コーチングが目先の目標達成だけのためにあるのではないなら、ローとハイの視点移動は技法として極めて重要でしょう。

そしてこの技法は、私たち日本人が生来もっている特質を生かすものだと言えるかもしれません。

(MBCCファウンダー 吉田典生)