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コーチング=怪しいサービス?

Webニュースで「ママコーチング」という言葉がタイトルに入っている記事を見つけました。

自己肯定感が上がったと思っていた…70万円で「ママコーチング」を受ける選択肢しか思いつかなかった、現代の「専業主婦」の孤独

興味のある方は記事を読んでいただければと思いますが、子育てに孤独を感じていた女性が、SNSで知った当該サービスを受け、満足して周囲にも勧めたものの周囲の反応は冷たく、講師を目指しても思うようにいかず、家庭にも悪影響が出たため活動をやめた。すると徐々に状況が回復し、「心のよりどころにはなったが、本当に大切なのは自分自身の心だと気づいた」と結論づけている記事です。

この記事を読んで私が思ったのは、
「コーチングという言葉は今でも“怪しいもの”の代表として扱われたり扱って差し支えないと認識されているんだな」
ということでした。
なぜならこの記事、「ママコーチング」を、「○○カウンセリング」「○○占い」「○○セミナー」「○○オンラインサロン」「○○療法」「○○メソッド」などに入れ替えても、記事の内容が全く変わらないからです。
読んだ人が一瞬「怪しくない?」と思うサービス名であれば、記事が成立するのです。

「コーチング」というのは一般用語であり、広い意味で使われます。
昨今では名前がついていない対人支援業務を「○○コーチング」と呼ばれていることも多いです。

その結果として、私たちが「コーチングを実践しています」と言ったとき、一定数の人はこのような怪しさをまず連想するかもしれません。

そんな中、私たちはどうやって私たちが実践していることを伝えていけばよいのでしょうか?

私たちMBCC®では、「学んだことを現実世界にどうadapt(適応)し、活かし続けていくか」に焦点を当てています。
「自分の望む生き方や働き方に、コーチングをどう活かすか」
「日常の中でどう実践するか」
を考え実践してほしいと願っています。

そんな私たち一人一人の実践やその積み重ねである生き方が、マインドフルコーチングの評判を決めていく、そう思っています。

(MBCCコーチ・トレーナー:関口詩乃)