ジャーナリングが絶対おススメな3つの理由
キーボードを叩く時間、スマホの画面をタッチする時間、手で文字を書く時間。
1日のうちで、どれがいちばん多いですか。それぞれ、どのくらいの時間ですか。
おそらく手で文字を書く時間が一番少ない人が多数派ではないでしょうか。
1月7日のNHK「クローズアップ現代」で、そんなことをテーマにした「最近、手書きしてますか?最新研究が明かす“頭を動かす力”」が放映されました。
番組で手書きのアプローチとして紹介されたジャーナリングは、自分の中に湧き出てくる感情や思考を書き出していく自己との対話。マインドフルネスやコーチングとの親和性が高く、私たちMBCCのコミュニティではお馴染みの実践です。
ジャーナリングを紹介しはじめた10数年前は、ときどき「これパソコンやタブレットでやってもいいのですか?」という質問を受けることがありました。
当時すでに「手書き」の効用は研究されていたので、私たちは「ノートやコピー用紙に手で書いてみてください」と伝えていました。
その後さらに手書きが脳に与える影響に関する研究は進み、思考の活性化や記憶の定着などに寄与することが報告されています。
(拙著『「手で書くこと」が知性を引き出す』でも研究についてふれています)
ここでは私がジャーナリングをおススメする理由を3つに絞ってご紹介します。
1. 人目があってもできる
マインドフルネスに興味があるけれど、時間や場所が制約になって瞑想を習慣化できないという声を聞くことがあります。ジャーナリングだったら、ふつうに仕事をしているふりをしてできます。だから毎日時間を決めて、あるいはやりたいときに、いつでもどこでも実践することが容易です。
2. 仕事や学習と直結しやすい
ミーティング前に今日の課題に沿って思考を棚卸する、学んだことを静かに落ち着いてふりかえるなど、非日常になりすぎないで日常と距離をおけるのもジャーナリングの利点です。瞑想と組み合わせればさらに効果的だと個人的には思いますが、マインドフルネス習慣の第一歩として、ジャーナリングを忙しい日常に組み込むのもいいでしょう。
3. 感情表現を増やすことでEQを磨く
たとえば、ムカついた・・・としか言えないのと、それを「がっかり」「うたがい」「さみしい」「不安」など、グラデーションとして表現できるのとでは、自分への気づきの解像度がまったく違います。研究によると感情表現の語彙を増やすことは、感情を正確に認知して活用する能力(EQ=感情的知性)を育むそうです。
ジャーナリングは実践のハードルが低く、日常の活動にリンクさせることができ、科学的な裏付けも増えています。生身のカラダを持つ人間が手で書くということを、これからも大切にしていきましょう。

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