MBCC基礎コース新たな出発
MBCCを開講して10年。
コーチングを取り巻く環境は大きく変わり、私たちも節目を迎えました。
コーチングの基盤に焦点を当てた『入門コース』が昨秋から立ち上がったのを受けて、これまでエッセンシャルズと称してきた『基礎コース』を、今まで以上に実践を重視した内容にアップデートします。
その意図は、私自身のなかに芽生えていた次の問いに沿ったものです。
- どうすれば学び始めた頃の熱量を維持することを支援できるだろう
- もっと楽しさとチャレンジを融合させるために何が必要なのか
- なぜ、行儀のよいお作法のような「コーチング」から脱せられないのか
一つめの問いのヒントは二つめの問いにあり、二つめの問いを突破する鍵になるのが三つめの問いではないだろうか・・・。
自分への問いかけを探求するために、私がコーチングを学ぼうと決めた26年前、コーチ・トゥエンティワン(現在のコーチエイ)の川本恵さんに勧めてもらったコーチングのバイブル的な本・・・『インナーゲーム』(ティモシー・W・ガルウェイ著 日本スポーツ出版社)を取り出してみました。
最初にコーチのプレーを観る。
そして、プレーをしてみる。
これが、はじめてテニスを学ぶときのコーチング。その大切な一歩。
引用ではなく書いてあったことの趣旨ですが、ここにMBCCが実現したい学びを、さらに推進するためのヒントがあることを再認識しています。
コーチ自身がトレーナーである前にプロフェッショナルコーチとして、まずコートに立ってプレーする。それを観てコートに立つ受講生は、「コーチ」である前に一人の人間として、全身全霊でプレーする。
そして自分が何者で在りたいかという気づきを更新しながら、一つずつプレーの基本を学ぶ段階に入っていく。
その時もコーチは自分のプレーを示しながら、時に一緒にプレーをしながら、受講生が「今いる位置」を照らし続けます。
たとえ上手にプレーするためのパーツが十分に揃っていなくても、受講生はコートに立ってゲームの経験を蓄積しつづける。
評価は一つのゲームの結果ではなく、たくさんのゲームを通して何がどう変化し、現時点においてどこに到達しているかを継続的に観ていきます。
これまで以上に、コーチングを学ぶ場にコーチングの哲学を反映させていくことになるでしょう。
これは間違いなく、これからのコーチング教育における世界の潮流になってきます。
その第一歩を、一緒に踏み出していくことを楽しみにしています。
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