MBCC通信号外【読書で共感力を育むプログラム】
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(2024年6月23日配信 号外)
読書で共感力を育むプログラム
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【共感コミュニケーター認定講座3期開講】
受講に先立ちMBCC認定共感コミュニケーターとの体験セッションをプレゼントします。
詳しくは下部をご覧ください。
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1990年、文学者のボブ・ワクスラ―と裁判官のボブ・ケーン、親友でテニス仲間でもある二人のボブが、囚人を対象とする奇妙な実験を始めました。彼らが主催する読書会に継続参加することを条件に、参加者の刑期を短縮(保護観察扱い)するというもの。対象者の条件として前科が多いことや再犯リスクが高いことなどが設定されたそうです。
チェンジング・ライブズ・スルー・リテラチャー(文学を通して人生を変える)と名づけられたプログラムは、地道に続けられる中でエビデンスを獲得していきます。実験参加者たちの再犯率が、一般の同じ対象者と比べて大幅に低下したのです。
二人のボブが住むマサチューセッツ州のさまざまな地区に広がり、カリフォルニア州やニューヨーク州、さらには保守的な気風が強いテキサス州、海を越えてイギリスにも広がっています。
物語を通して他者の視点に入り、他者について語る。その過程で共感が育まれ、自己認識が更新されていく様を、下記の本で読みながら私はに引き込まれました。
登場人物がすべてを失ってしまう物語を読んで、彼らは、自分にはまだチャンスがあるのだという認識をもった
『スタンフォード共感の授業』(ジャミール・ザキ著より)
また同書ではこんな事例も紹介されています。
何年もドラッグをやめていたが、ある夜に心が弱くなり。薬物の売買がさかんに行われている地域に足を運んだ。ふらふらと通りを歩き、以前付き合いのあった売人の住む裏路地を覗いているうちに、ふと、自分が『老人と海』を思い浮かべていることに気づいた。あの作品の中で、サンチャゴという名の老いた漁師は、3か月間まったく魚がとれず、毎日手ぶらで家に帰ってくる。しかしサンチャゴはあきらめずに海に出つづける。「あの老人にできたのなら・・・自分だってきっと、この道をまっすぐ通り抜けることができるはずだ~(以降省略)
いつかこのプログラムを提供する人々に詳しく話を聴いてみたいと思っています。
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コーチングの大切な本質に的を絞ったシンプルな実践
社会のあらゆる場面に良質な会話を広げていく担い手になる
■共感コミュニケーター認定講座 第3期(オンライン)
・国際コーチング連盟CCE:14単位
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◆開催日時:2024年8月20日~10月29日(全7回) 全て火曜日20:00-22:00
◆参加費:一般:110,000円
MBCC修了生・ICF認定資格保有者・シックスセカンズEQAC・EQPC資格保持者:99,000円
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