Mindfulness Based Coach Camp 組織文化の構築

組織文化の構築プログラム 
~Pink Noiseとは?~

川のせせらぎや暖炉の炎など、規則的なようでいて不規則な“ゆらぎ”を再現した音を、1/fゆらぎと呼びます。これは通称、Pink Noiseとも呼ばれます。

自然の中で感じられる生命が癒され、活気づいていくメカニズム。それをマインドフルコーチング®に反映させ、より良い組織文化の構築を目指すのが、MBCC®のPink Noiseです。

健全な生態系がもつ自律性と協調性、環境変化への対応力。私たちは3つの基幹プログラムを通して、一つの生命体として輝く組織づくりを目指します。

Pink Noise

Pink Noise の3つのプログラム

EI_boost :
Emotional Intelligence
(感情的知性)を組織で磨く

~職場をご機嫌な
感情で満たす~

世界経済フォーラム(ダボス会議)でも21世紀の必須能力として紹介され、認知神経科学からの研究も進んでいる感情的知性。

MBCC®では個人学習にとどまらず、いかに職場全体が科学的に感情をとらえ、実践を通して理性と感情を効果的にブレンドしていくかに焦点を当てています。

◇エモーショナルインテリジェンス3つの探求領域

①know yourself
感情を知る(感情リテラシー/自己パターンの認識)

②choose yourself
感情を選ぶ(結果を見据えた思考/感情のナビゲート/内発的な動機/楽観性)

③give yourself
感情を活用する(共感力/ノーブルゴールの探求)

MBCC®は国際的なエモーショナルインテリジェンスの教育機関であるシックスセカンズおよびシックスセカンズジャパンのパートナーです。

エモーショナルインテリジェンスのトレーニングを受け認定されているトレーナー、アセッサーが、組織での感情的知性の開発を支援します。

MBCC®は母体であるマインドフルリーダーシップインスティテュートのマインドフルネスに関する教育ノウハウ、マインドフルネスを基盤とするMBCC®のコーチングと連動させることで、企業様ごとの発展段階や状況に応じてプログラムをカスタマイズ、ご提案いたします。

QFT :
Question Formulation
Technique

~ハーバード教育大学院で
教えられている
「適切な質問」をつくる講座~

正解のない世界を進むために欠かせない「問いを立てる能力」を、定式化された再現性の高いワークショップを通して学び、チームワークを高めます。

◇複雑な問題を解決して創造性を発揮するための3つの思考を養います。

①収束思考

②拡散思考

③メタ思考

MBCC®はQFTの開発元であるRight Question Institute(米国・マサチューセッツ州ケンブリッジ)から正式にトレーニングを受け、ビジネス分野でQFTを展開することを認められた唯一の団体(事業母体としてのマインドフルリーダーシップインスティテュート)です。

一人ひとりが未来を構想し、新たな観点から課題をとらえ、具体的な行動に結びつけていく道筋をサポートします。 世界中で検証されているQFTのアプローチを、企業様ごとの組織学習の全体像のなかで効果的に取り入れるお手伝いをしています。

共感コミュニケーション :
マインドフルコーチング®の本質を
職場に拡散

~コーチングの専門家ではなく、
専門性を日常会話に応用するための
コース~

コーチングの実践家を養成するには相当な時間がかかります。しかし職場のコミュニケーションを改善することは“喫緊の課題”と認識する方も多いようです。

共感コミュニケーションは、「今すぐ、短期間で、何とかコミュニケーションをよくしたい」と考える企業・団体のみなさまに向け、140時間を超えるMBCC®のマインドフルコーチング®・トレーニングを一般化したものです。

  • マインドフルネスの観点化から聴くことの本質を学ぶ
  • マインドフルコーチング®の基盤となる要素を定型化、すぐ実践できる
  • 相手、職務内容、課題の中身に関わらず、広範囲に誰もが実践できる

国際コーチング連盟によってグローバル基準として承認されたコーチングのトレーニング内容をもとに、MBCC®のなかで検証して300名以上が効果を実感しているプログラムです。

職場で1on1を実践しているが思うようにいかない、といった課題を持つ企業様にも最適だと思われます。また共感コミュニケーションの考え方と実践法は、会議の進め方や他の研修のリフレクションなどに応用することもできます。

職場のコミュニケーションを改善し、より良い関係性を構築するための第一歩として、それぞれの状況に合わせてご提案いたします。

よくある質問

Q:個人を対象とするコーチングが組織文化にどう関係するの?
A:コーチングはコーチングを受ける人の物のとらえ方や行動様式に影響を及ぼしていきます。組織内で影響力のある人が多様性を尊重するようになったり話を聴く姿勢を持つなど、個人の変化が次第に組織に広がっていきます。誰を優先的にコーチするか、どのように社内のコーチングプログラムをデザインするかが重要です。
Q:社内のどんな人にコーチをつけるといいですか?
A:コーチングを組織文化に根づかせていくには、まずCEOや役員にコーチングを経験してもらうことが理想。部門やチームを率いるマネージャーも組織への波及効果が期待できます。詳細は組織の目的や状況をふまえてカスタマイズしていきます。立場に関わらず希望者にコーチを紹介するケースもあります。
Q:コーチング導入が成功する組織と失敗する組織の違いは?
A:散発的なコーチング研修やコーチングの実施で結果を出そうとすることや、組織的な指示でコーチングを受けさせるのは失敗のもとです。組織に根づかせている企業は、中長期的な取り組みを前提にしています。また目標に応じた測定指標をつくり、進捗を可視化することも重要です。